設楽ダム見直しで揺れる水源地域 その2 K-7
2009.11.7 はれ
設楽町松戸地区はダムサイト予定地の真上に位置する10数戸の歴史的に古い集落です。
ダム計画当初から住民のほとんどが厳しいダム反対の意思を表明していましたが、国の圧力と町のダム推進の行政に押し流されて、やむを得ず建設に従う方向に同調したのでした。
この地域は陸の孤島のように山の頂に集落しているために水源が乏しく、1960年代の米増産政策に応じて、自らコンクリートの貯水槽をつくり山から引いた水を貯め、温めながら開墾した水田で米作りをしていました。
しかし、減反政策が進められた今では、水田の一部は雑草地に変わっています。水田を切り開いた一部に残された墓地の丘から想像すると、水田開墾がいかに苦労であったかが見られます。
この地域のひとに話を聴くと、今さらダム見直しと言われても・・・いう返事が返ってきましたが、きびしい山村生活の実情と集落への愛着で複雑な心境にあるようです。
丘の上を切り開いた水田と集落をスナップしました。Pentax K7で。
松戸地区直下のダムサイト予定地
同じ姓の10数戸が集落する山里
40年前に開墾された山頂の水田
手作りの貯水槽 4名の記念碑石が苦労と豊作祈願の想いが記されている
ダム計画への無念の気持ちがこめられたビラ
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