鈴鹿山系、湖東の森林 RICOH GX100
2008/06/22 くもり、一時あめ
先週に続いて森林の観察ツアーがあり、参加しました。今回は鈴鹿山脈北部、滋賀県側の湖東の山間部です。
長年にわたって琵琶湖の乱開発問題を中心に、全国の森林、河川、湖沼などの環境問題に取り組んでいる大阪の知人の企画です。
滋賀県は財政難から、最近、営林公社の廃止計画を進めています。この公社は、琵琶湖総合開発計画の一環として、周辺の山林を個人所有者から借り受けて公社による管理、営林事業を行うことを目的として始められたものです。
ところが、営林公社の経営は、林業の不振にともなって大幅な赤字、負債を重ねることになり、破産状態に陥ってしまいました。
嘉田知事は、この営林公社の廃止、整理をおこなうために、大阪府、京都府などの債権者に対して債権放棄を申し出ています。
そして、膨大な琵琶湖周辺の営林公社の管理する森林を経営難のために、所有者に返還するというのです。滋賀県に放り出された森林は、一体、どうなるのでしょうか。
今回のツアーは、この営林公社の管理する森林の実態を現地で観察するという企画でした。実情は、先週の愛知県三河地方の森林とまったく同様です。
多くの森林が、密植、立ち枯れ状態で、荒廃が進んでいます。この状態で、さらに営林公社が所有者に返還すれば、一層の荒廃が深刻化することは間違いありません。
日本の森林、国土の荒廃が環境保全の限界状態に近づきつつあることを実感しました。
保水力にすぐれた雑木 ヤシャブシ
植林のあと、シカに若木を食べられないための防止袋らしい
山の中腹から琵琶湖を望む
クマ被害防止用のテープだそうだ
手前はよく管理されている。奥は未管理な林
木の枝に生み付けられたアマガエルのたまご
よく整備された 県営・御池林道だが、側の山は全くの未管理状態
奥は人工林の杉林、手前は雑木林。どちらが森林として豊かなのか・・・
すばらしい愛知川上流。この清流の下流には県営永源寺ダム。
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